サンテックパワーという名前を聞いたことがありますか。サンテックパワー社は世界を代表する太陽光発電メーカーで、その設立は2001年にさかのぼります。そして設立からわずか10年、2010年に太陽光発電モジュール生産量・出荷量で世界1位になると、翌2011年にも生産量・出荷量世界1位を獲得しました。

2005年にはニューョーク証券取引所に上場しています。しかし2013年に経営破たんしてしまい、現在過去の栄光を取り戻すべく、企業努力をしています。日本においては後(2009年)にサンテックパワー社から100%の出資を受けることになる株式会社MSKが1984年に太陽電池モジュールの製造・販売をスタートさせていますので、実績については国内メーカーに引けを取りません。ちなみに株式会社MSKは2009年に社名をサンテックパワージャパンに変更しています

企業の歴史については色々とややこしいところもありますので、この辺にして、サンテックパワーの太陽光発電システムについてお話しようと思います。

サンテックパワーの太陽光発電システム

サンテックパワーは日本市場にいち早く参入してきた海外メーカーの一つです。

本社は中国にあり、日本国内でも一時期ヤマダ電機が取り扱うなど、高い知名度を誇っていました。

住宅用では最高クラス出力の住宅用単結晶太陽電池モジュールを安価で提供しています。単結晶住宅用の太陽電池モジュールを“サンクリスタルシリーズ”として販売していますが、標準サイズのモジュールに加えて2015年4月からは小型サイズの販売を開始すると発表しました。これによって今後屋根に載せられる太陽電池モジュールの枚数(=容量)を増加できるようになります。

標準サイズモジュールのモデルチェンジも2015年度から順次行われていくと考えられ、おそらく性能も向上するでしょうから、買い時には注意が必要でしょう。また、施工においてもオリジナルの金具や手順で徹底した止水施工を行うなど、施工品質にもこだわっており、特に25年の長期出力保証は国内メーカーにはない魅力の一つです。

サンテックパワーの太陽光発電の特徴

サンテックパワーの太陽光発電システムの特徴として真っ先に挙げられるのは“低価格、高発電量”でしょう。

中国で徹底したコストカットを行うことで低価格を実現しました。それに加え最高レベルの変換効率を誇るサンテックパワーの太陽電池モジュールは、面積の小さい日本の屋根に最も適していると言えるかもしれません。また、屋根との一体感を演出するために、黒のフレームとバックシートのブラックレーベルを用意している等、デザイン性も重視しています。

前述の通り、急激な成長で世界のトップに躍り出たサンテックパワーは、2010年に年間生産量、年間出荷量、そして累積設置量の3つのカテゴリーで世界一となりました。

またそれだけではなく、ドイツのEuPD Researchより「トップブランドPV」を受けたり、アメリカのTechnology Review誌の「最も革新的な技術を持つ会社50社」に選出されたりと、その開発力は世界的でも高い評価を受けています。

国内最長の25年太陽電池出力保証

多くの国内メーカーが10年間の太陽電池出力保証(有償で15年まで延長可)を打ち出している中、サンテックパワーは業界最長の25年の太陽電池出力保証を付けています。

設置後12年まで最大出力の90%を、設置後25年まで最大出力の80%を保証しています。また、多くのメーカーが太陽電池モジュールの公称最大出力値を「平均値」で出していますが、サンテックパワーは出力許容公差が「マイナス」のものは出荷しないと徹底しています。

ここで耳慣れない言葉“出力許容公差”について、少しお話しておきます。

家庭に設置されている太陽電池には全てに製造番号と発電容量の検査結果が記載されたシールが貼られていると思います。

逆に貼られていない場合はメーカーに問い合わせてください。この検査はJISに定めた基準(JIS C 8918:結晶系太陽電池モジュール適用基準)で行われ、公称値からの誤差を±5%の範囲を許容範囲としています。例えば、100Wの太陽電池モジュールとして販売している太陽電池モジュールは、実測値で95W~105Wまでのばらつきがある可能性があるということになります。これが結構曲者で、プラスの場合はいいのですが、マイナスの場合は思い描いている発電量より少なくなってしまいます。

JIS C 8918:結晶系太陽電池モジュール適用基準

  1. モジュール表面温度25℃
  2. 分光分布AM1.5(AM(エアマス):太陽光の大気通過量。1.5はほぼ通常使用)
  3. 放射照度1000W/㎡(日本では、7月中旬から8月中旬の正午頃の数値) 

サンテックパワーの太陽電池モジュールはこの基準の元、出力量がマイナスの値になるものは出荷しないということです。非常に良心的ですよね。

2013年にサンテックパワーが破産した時、同社の太陽光発電システムを導入した家庭では、保証の問題はどうなるのだという不安に包まれていましたが、日本法人サンテックパワージャパンはできる限りの情報開示と保証を継続して行ってきました。海外メーカーというといざというときの不安はさらに大きくなりますが、サンテックパワージャパンのこの対応は、顧客に「安心感と信頼感」を与えることができました。

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