生き馬の目を抜くような戦国状態にある太陽光発電業界で、日本企業は全体的に存在感こそ小さくなったものの、安定した経営で注目を集めています。

海外の太陽光発電メーカー事情

かつてトップシェアだったシャープは、現在も太陽電池セルと太陽電池モジュールの二つの世界市場でトップ10の地位を維持しています。
何よりも、海外市場こそ大きく失ったものの、日本メーカーは国内市場では圧倒的なシェアを誇っているのです。

2016年度のメーカーシェアトップ6

1位から6位までがすべて日本メーカーで、その合計は84パーセントになります。その他、中小メーカーも多数ありますから、市場のほぼすべてが国内メーカーで占められていると言っても過言ではないでしょう。

  • 1位・・・パナソニック→20%
  • 2位・・・京セラ→20%
  • 3位・・・シャープ→18%
  • 4位・・・東芝→10%
  • 5位・・・三菱電機→8%
  • 6位・・・ソーラーフロンティア→8%

なぜ日本では日本メーカーの太陽電池に人気が集まるのか

その答えは、太陽光発電パネルの稼働期間の長さにあります。

家の屋根にしっかりと取り付けて、10年間、20年間と長期間稼働させねばならない太陽光発電システムにおいては、定期的なメンテナンスや不具合時のアフターサービスが不可欠です。

日本における顧客サポートという点においては、やはり日本メーカーがいちばん安心感を与えてくれるのでしょう。

また、上のベスト6を見てもわかるように、ずらりと並んでいるのは有名な大手メーカーばかりです。

6位のソーラーフロンティアだけは若干知名度が低いと感じられるかもしれませんが、もとの名前は昭和シェルソーラーと言って、やはり誰もが知っている昭和シェル石油の子会社です。昭和シェル石油自体が、石油メジャーの一角として市場を独占するロイヤル・ダッチ・シェル・グループの一員ですから、その経営基盤は盤石と言っていいでしょう。

日本のメーカーは長い目でみると信頼感がある

日本の太陽光発電メーカーは、ドイツのQセルズや中国のサンテックパワーのように経営破綻する可能性が非常に低いことがわかります。

つまり、10年後でも20年後でも安心して保証が受けられるし、カスタマーサポートも親切丁寧であることが想像できるのです。

もし海外メーカーの製品を選んだ場合、10年後、20年後に、その会社が存続しているかどうかはわかりません。仮に存続していたとしても日本法人は撤退せずに残っているでしょうか。日本法人がなくなっていたとしたら、カスタマーサポートは海外に電話をかけて英語で修理の依頼をしなければならないかもしれません。

そんな製品を安心して設置できるでしょうか?

メーカーと消費者との間には販売店(業者) があるが責任は販売店がとるのか

もちろん、販売店が責任を持って10年間サポートをすると約束するかもしれません。しかし、その販売店が10年間続くかどうかがいちばん心配なのです。

ヤマダ電機やヨドバシカメラのような大手ならともかく、マンションの一室を使って一人でやっているようなネット専業の販売店が10年間もその事業を継続するとは、私にはにわかに信じられません(実際いるんです、)。

太陽光発電が流行しているときだけ参入して、下火になればさっさとやめてしまうのではないでしょうか。

もちろん顧客サポートはないがしろにして。そのように考えてみれば、やはり日本国内に設置する太陽光発電システムは、日本国内の大手メーカー、具体的に言えば先ほどのリストに名前の挙がっていた6大メーカー、つまり、パナソニック、京セラ、シャープ、東芝、三菱電機、そしてソーラーフロンティアの製品を選ぶのが最も安心かつ安全と言えるでしょう。

業者に騙されない為、10年後20年後も安心してサポートを受けたいなら信頼できる業者と契約を結ぶのが一番です。

色々な太陽光発電の見積もり方法

太陽光発電は海外メーカーが安い?

日本メーカーが悪いというわけではありません。

有名どころでは、あのホンダ(本田技研工業)も、100パーセント子会社のホンダソルテックで、太陽電池の生産を手掛けていました。しかし、2013年10月30日、ホンダはその子会社を解散し、太陽電池の製造・販売から撤退すると発表しました。

すでに販売した製品のアフターサービスはホンダグループで受け持つそうですが、ホンダのような大会社ですら競争に耐え切れず撤退するぐらいですから、わざわざシェアの低いメーカーの製品を購入するのは、ちょっと勇気のいる行為になってきます。

ちなみに海外メーカーの製品は日本メーカーの製品よりも安いという都市伝説がありますが、市場がこなれてきた現在は、それほどの差はありません。

日本メーカーの製品も、エントリーモデルはかなりお手頃になってきていますし、海外メーカーの製品を購入しても、それほど激安になるわけではありません。なぜならば、太陽電池セルやパネル自体の価格が多少安かったとしても、販売や設置は結局のところ日本人が行っているからです。

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