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2009年、パナソニックは友好的TOBをしかけ、過半数の株式を取得して三洋電機を子会社としました。三洋電機をグループ内に統合した事をきっかけとして、2010年より三洋電機社製のHIT(ヒット)太陽電池をパナソニックブランドでも販売するようになりました。

HIT太陽電池は、三洋電機が開発したアモルファスシリコンと単結晶シリコンのハイブリッド太陽電池モジュールのことです。

太陽電池モジュールは通常結晶型シリコン(単結晶、多結晶)で作られていますが、結晶型シリコンの太陽電池モジュールは高温化では発電量が減少するというウィークポイントがあります。この結晶型シリコンのウィークポイントを補うために、“高温に強い”アモルファスシリコンで結晶シリコンを挟み込むことで、高温時でも発電量を確保するハイブリッド太陽電池モジュールが完成したのです。

2013年にハーフサイズのモジュールが追加されたことで、複雑な形の屋根でも発電容量を増やすことができるようになりました。

パナソニックの太陽光発電システム

単結晶シリコンを使った太陽電池モジュールはアモルファスシリコンに比べて効率は良いものの、熱に弱いという弱点を持っています。

逆にアモスファルシリコンを利用した太陽電池モジュールは単結晶に比べて効率が劣るものの、熱に強いという特徴を持っています。HIT太陽電池は、それらの両方を組み合わせてそれぞれの弱点を補い合うことで、太陽光発電業界における上位クラスの発電量を実現しました。

パナソニックの太陽光発電システムでは、太陽光の反射を抑える“低反射ガラス”を採用して、単結晶シリコンの太陽電池モジュールを上回る出力を誇っています。

また、HIT太陽電池は単位面積当たりの発電量が多いのも特徴と言えます。日本の家屋の特徴である“狭い屋根”では、そこまでたくさんの太陽電池モジュールを載せることができません。太陽電池モジュールの設置枚数に限りがあるのです。

ですから、単位面積当たりの発電量が多いHIT太陽電池を利用したパナソニックの太陽光発電システムは、日本の家屋にとってうってつけのシステムであると言えます。

日本国内メーカーにおける変換効率ランキングでは国内では東芝の単結晶太陽電池モジュールが非常に高い発電効率を実現し、トップに君臨していますが、夏場の暑さの中でもコンスタントに発電できるパナソニックの太陽電池モジュールは、多くの“実発電量”が期待でき、年間を通して考えると非常に効率のよいシステムであると言えるのではないでしょうか。

しかし、よく考えると国内トップの発電効率と言われる東芝の太陽電池モジュールですが、アメリカのサンパワー社のものですので、実はパナソニックの太陽電池モジュールが純粋な国内産の中ではナンバーワンと言えますね。

また、パネルのコーナーに汚れが溜まりにくいウォータードレインコーナーフレームの採用により、雨水がモジュールの汚れを洗い落とし、経年による発電量減少を防いだり、ワイヤレスのエネルギーモニターで、自宅のどこででも発電状態がチェックできたりといった細やかな心遣いもパナソニックの太陽光発電システムの特長です。

パナソニックの一貫生産

パナソニックは、2014年末現在、国内に3か所(島根・大阪・滋賀)、アメリカに1か所、マレーシアに1か所の生産拠点を持っています。

アメリカの工場ではセル(太陽電池の最小単位、セルが集まってモジュールとなります)の原料となるインゴット(一定の単純な形に鋳造した原料鋳塊)の生産を行い、島根、大阪、マレーシアではセルの生産、そして大阪、滋賀、マレーシアでモジュールの組み立てを行っています。国内の自社管轄工場での一貫生産で品質を保ちながら、拠点を海外へシフトし、生産コストを落とすという経営方針をとっています。

実際にパナソニックのHIT太陽電池の価格を2013年9月時点のものと2013年3月時点のもので比較してみると約6%の値下げを実現していますが、それは2012年末にマレーシアに建設した工場でのモジュール一貫生産を開始したことが大きく貢献していると考えられます。

パナソニックの太陽光発電はこんな方におすすめ

現在、低価格の太陽光発電システムは中国メーカーのものがほとんどです。

その中国メーカーのほとんどが太陽光発電だけを扱ったメーカーであるのに対し、パナソニックは家電や家屋なども扱う総合メーカーです。そういった特性から今後、太陽光発電と住宅、家電を一体的な開発が進み、より家庭で使いやすい太陽光発電システムが開発される可能性もあると言えるでしょう。いわゆるスマートエネルギーシステムですね。今後の発展性を考えるのであれば、パナソニックの太陽光発電システムはお勧めだと言えるかもしれません。

パナソニックの保証

太陽光発電のシステム保証は10年以上と定められています。システム保証というのは、太陽光発電の機器に不具合が起きた時に無償で修理・交換できる保証です。無償での修理・交換ということは、メーカー側がその費用を負担しなければならないということです。

このような事情から無償のシステム保証は10年とするメーカーがほとんどです。そういった状況の中、2013年ごろからシステム保証を有償で5年延長し、15年とするメーカーが現れだしました。これは太陽光発電システムの中のパワーコンディショナという機器の寿命が10年程度でり、その交換に約20万円ほどかかってしまうことを考慮したからです。

しかし、パナソニックは他のメーカーとの差別化の一環としてシステム保証を無償で15年に延長しました。この保証も含めた太陽光発電システム全体の価格は非常に安価なものと言えるのではないでしょうか。

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