産業用太陽光発電は遊休地や店舗や倉庫の屋根など使用していないスペースを有効活用する事で収入が得られます。初期費用の目安や利回りはどのくらいあるのか理解し、産業用太陽光発電を導入するかどうかを決めましょう。

初期費用の目安

産業用の太陽光発電システムは10kW以上、50kW以上、100kW以上など様々なシステム容量がありますが、 50kW未満あたりであれば、だいたい1kWあたり30~40万円前後が目安となります。
例えば、50kWを設置する場合、約1,500万円~2,000万円)が初期費用になります。

遊休地や野立てなどの土地活用の場合、設置場所の状態(整地が必要か否かなど)によっては、別途費用が発生する可能性も十分考えられますので、目安としてご参考にしてください。 

以下、参考までにシステム費用について記載致します

設置規模 システム費用(平均)
10kW以上~50kW未満 43.7万円/kW
50kW以上~500kW未満 37.5万円/kW
今後のシステム費用の推移想定(参照:経済産業省)

シュミレーションイメージ

【野立て】20kW設置した場合

設置容量:20.88kW
年間売電収入
891,551円
表面
利回り
13.66%
【設置条件】
■設置場所:群馬県前橋市
■設置枚数:144枚(ソーラーフロンティア145W)
■方角勾配:南面・20度
■年間予想発電量:23,586kWh

【野立て】30kW設置した場合

設置容量:34.56kW
年間
売電収入
1,405,476円
表面
利回り
10.11%
【設置条件】
■設置場所:千葉県柏市
■設置枚数:216枚(ソーラーフロンティア160W)
■方角勾配:南面・20度
■年間予想発電量:39,041kWh

【野立て】50kW設置した場合

設置容量:46.24kW
年間
売電収入
1,934,680円
表面
利回り
13.65%
【設置条件】
■設置場所:栃木県佐野市
■設置枚数:272枚(ソーラーフロンティア170W)
■方角勾配:南面・20度
■年間予想発電量:51,182kWh

【屋根設置】50kW設置した場合

設置容量:48.96kW
年間
売電収入
1,904,855円
表面
利回り
13.75%
【設置条件】
■設置場所:福島県白河市
■設置枚数:258枚(ソーラーフロンティア170W)
■方角勾配:南面・5度
■年間予想発電量:50,393kWh

まとめ

上記を見るとわかるように
50kWのシステムが狙い目!

2012年7月1日より「固定価格買取制度」が開始されてから、産業用太陽光発電の普及に勢いがつきました。
上記で見てきたように、初期の投資に対しての利回りや太陽光発電を事業として取り組むことによる環境貢献という部分で非常に注目を集めているのです。
また、様々な優遇制度が期限付きで実施されている事による影響も少なからずあるでしょう。

費用対効果を重視して導入するなら、狙いは「50kWのシステム」です。
理由は50kW以上のシステムは高圧連系となり、キュービクルと言われる高圧受電設備を設置する必要が出てくるためです。これは非常に高価な機器で導入費用が跳ね上がってしまうのです。

産業用太陽光発電への投資のご検討は、『低圧連系の50kWのシステム』がおすすめです。