太陽光発電システムは高額な商品であったこと、今のようにインターネットの普及がなく、情報があまり出回っていなかったことが関係して、太陽光発電システムが世に出回ったころは、それをできるだけ高額で売りつけようとするいわゆる“悪質業者”が横行していました。

ここ数年、太陽光発電システムの価格が下がったことと、インターネットが普及したこと、更に太陽光発電がポピュラーなものになって、より詳しい情報が出回ったことから、ノリと勢いでお客様に高価なシステムを買わせようとする“イケイケ”の訪問販売業者はだいぶ少なくなったように感じます。

とはいえ、“オレオレ詐欺”に代表されるようにいつの時代にも人を騙して利益を得ようとする悪い奴がいなくなることはありません。

太陽光発電の普及が進んでいる限りは、お客様をだますようにして太陽光発電システムを売りつけようとする悪質な販売業者がまったくゼロになるということはないでしょう。

今回は、太陽光発電システムの悪質業者の手口をお教えするとともに、業者と話を進める際にどのような点に注意すればよいかの対策を示し、ご購入を考えているお客様へのアドバイスにしたいと思います。

訪問販売の悪徳業者の最も大きな特徴はオーバートーク

優良業者があらゆるデータを駆使して、できる限り実際に近い発電量やそこから売電量をシミュレートした場合に、せいぜい年間で15万円程度しか売電収入がないと見込まれる家に対して、「お宅なら年間25万円の収入もいけますよ!」などと過剰な説明をして、お客様を引き付けるわけです。

多少怪しいなと思いながらでも、年間で10万円もの差が出るのであれば、話くらいは聞きたくなるのが心情ですよね。

確かに話は少し大きくなっているようですが、これが全くの出鱈目であると言うことができないところが、彼らの上手いところなのです。

全くのウソをついて契約させた場合、民法上の詐欺、刑法上の詐欺罪が成立してしまいます。ですから、ウソをついて契約した場合、民法上、刑法上両方の責任を負うことになります。

これはいくらなんでもリスキー過ぎます。ですから彼らの手法としては、おそらく「お宅なら、(運がよく晴天の日がずっと続いて発電量が多くなって、なおかつ一生懸命節電に励んでほとんど電気を使わなければ)年間25万円の売電収入もいけますよ!」と言うべきところで、かっこの中を省略して説明しているというような形をとっているのでしょう。

しかし、誠実で真面目な業者から言わせれば、それは明らかにオーバートークです。

特にそういったいわゆる“悪質業者”のターゲットとなりやすい年配のお客様の多くは自分自身で情報収集をすることもあまりなさらず、業者の説明を鵜呑みにしてしまう場合がほとんどです。

そして実際に、そのようなオーバートークを真に受けたお客様が太陽光発電システムを導入して、たまたま曇天や雨の日が多く、それほど節電をたいして意識しなかった場合、とうてい年間25万円もの収入になる訳もなく、そのお客様は「だまされた」と感じてしまうことでしょう。

そして業者にクレームを入れようと思い連絡すると、悪質業者の場合、連絡がつかなかったり、そんなことは言ってないと押し問答になったりと、結局はお客様が泣き寝入りすることになります。

漫画やテレビドラマのような話ですが、実際にこのような業者はまだまだ存在しています。このような“悪質業者”の存在は健全な商習慣を崩壊させてしまうとともに、太陽光発電業界に対するイメージも悪くしてしまいます。

ただ、こればかりは業者側を指導しても改善されません。ですから消費者の側、お客様が自己防衛するしかないのです。

悪質業者を見分ける7つのポイント

“悪質業者を見分ける”いくつかのポイントをご紹介します。
ここに掲げることが全てではないですが、一つの指標となると思います。太陽光発電システム導入の際に是非役立てて下さい。

1.名刺を渡さない

素性を表す一つのツールである名刺を渡さないということは、何かやましいことがあるに違いありません。

2.即決即断を迫り、なかなか帰らない。

典型的な“押し売り”ですね。非常に危険な業者だと思われます。

3.太陽光発電についての基本的な知識が乏しい。

これもありがちです。こちらの質問に言葉を濁すようであれば、疑ってください。

4.見積もりに項目別費用が書かれていない。

いわゆる“一式見積もり”です。書かれていない場合は、必ず項目別見積もりを要求しましょう。

5.見積もりの金額が“きり”の金額が多い。

細かく見積もりをしていくと、端数の金額は必ず出てくるものです。普通は最後に金額調整として端数を割り引く形を取ります。各項目の金額があまりにもきれいにそろっているようであれば注意してください。

6.比較検討をさせず、「断るなら違約金を」と脅す。

こうなれば悪質業者の域を通り越しています。もう、暴力業者ですね。契約をしなければ、違約金は発生しませんし、通常違約金は手付金の放棄で補てんされます。もし、脅されるようなことがあれば、すぐに警察に連絡しましょう。

7.施工法についての知識がない。

通常、太陽光発電システムを販売する業者は、施工まで担当します。施工についての知識がないような業者は“危ない”業者です。

これ以外で覚えておいていただきたいことは、“なんとなくおかしい”と感じた場合は疑えということです。

態度、問い合わせへの返答、そういった基本的なことがルーズな業者は後々トラブルが発生する可能性が高くなると言えるでしょう。そういった“違和感”を感じる業者は避けてください。

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