オーバートークとは「おおげさな話をして契約へ持っていこうとする」話し方のことです。

営業と呼ばれる人たちは多かれ少なかれオーバートークをしてくるものだと思っておいてください。

なぜなら、営業の成績がそのまま給与に跳ね返ってくるからです。

彼らの生活がかかっているから、とにかく必死になって売り込んでくるのです。マシンガントークで相手に隙を与えないで、オーバートークで相手をぐらつかせて、締切トークで契約を急がせます。

これが営業のトライアングルアタックです。

例えば、太陽光発電システムというものは、その特性上、お昼頃、つまり太陽が最も高くなる時間帯に発電量がピークになり、太陽が傾くに従ってどんどん発電量が落ちていきます。

そして、夜になるとまったく発電しなくなります。

ということは、重要なのは一日を通しての平均発電量です。さらに言えば、昼の長い夏は発電量が多く、逆に冬は発電量が少なくなることがわかっていますから、年間を通しての平均発電量が大切になります。

ところが、悪質業者はそのことを十分に説明せずに、夏の正午前後の1時間の発電量だけをお客様に示して、「こんなに発電するんですよ!」と購買意欲をあおります。

また、「あくまでも仮定の話ですけど」と言って「もしこの発電量を一日型時間365日続けたとしたら、こんなに大量の発電量になるんです!」などと言うこともあるそうです。

初めからありえない設定ですが、あくまでも仮定の中の話なので計算は合っています。

そもそも一日24時間その発電量を続けることは、いくら仮定の話とはいえ、夜があるのだから絶対に不可能だということはちょっと考えればわかることですよね。

太陽とともに地球を24時間で一周してまわるような“超”能力者がいれば別ですが。ただ、オーバートークによる売買契約は法律である程度守られていますが、最後まで気付かなければ、当然のことながらどうにもできません。

太陽光発電のオーバートークは性能に関するものだけではありません

高額商品を販売する場合には、どうしてもお客様の「高い」という心理障壁が問題になりますので、最初はあえて相場よりも高額の価格を提示することがあります。

その上で、「お客様にだけ特別に割引させていただきます」とか「現在、販促キャンペーン中なので」とか、「ご近所の皆さんに知ってもらうための見本工事ですからほぼ原価で」などと言って、大幅に値引きした金額(実は相場と変わらない)を提示して、「こんなに安くなった」と感じさせるテクニックもよく使われています。

見本工事とは、宣伝工事や実績工事などと呼ばれることもあります。

この地域で実績を作りたいので、見本になるような家を選んで特別に工事のお願いに参りましたという宣伝文句で営業をかけるのですが、20年前ならともかく、今では太陽光発電システムは誰でも知っているポピュラーなものになりましたので、本当の意味での見本工事が行われることはありません。

“閉店しない閉店セール”と同じで、お客様の心をひきつけるためのキャッチフレーズにすぎないのです。

このように価格を不透明にする会社の多くは、見積もりの金額についても詳細に出さない?出したくない?ようです。

どのような見積もりを提示してくるのか

そういった業者の提示してくる見積もりはほとんどの場合いわゆる“一式見積もり”です。

一式見積もりとは「○○工事 一式」のような記載の仕方をする見積もりのことです。これだと、詳しく何にどれだけかかっているかを書かなくても済みますので、色々と上手くごまかせるようです。

これまで、悪徳業者の営業とはどんなものかをお話ししてきましたが、誤解してほしくないのは、全ての太陽光発電システムの販売業者が、悪質なところばかりというわけではないということです。

きちんとした会社であればメーカーの一次代理店として真剣にビジネスをしているところはいくらでもあります。

しかし、一握りの詐欺的な業者がいると、私たちのような“真面目”な業者(私は元業者ですが)がかき消されてしまうのです。

そういった詐欺的な業者は、逆にメディアへ露出することが多く、また、事件として取り上げられることもあるので、どうしても目立ってしまい、その結果、業界全体が詐欺であるかのような印象を持たれてしまうのです。

変な業者につかまらないためにも、信頼のおける下記一括見積もりを是非ご利用下さい。