金、余剰電力買取制度等、様々な制度が実施されてきました。それらの制度のおかげもあって、一般家庭への太陽光発電システムは爆発的に普及してきました。

太陽光発電を含め、自然を利用して発電するシステムの最大のメリットは燃料費がかからないということです。その分システムにある程度の投資は必要ですが、現在ではその投資は10年もかからずに回収できると言われています。

太陽光発電システムのメリットのうち、それを最大限実感できるのは、わが家で発電し消費したあとの余った電気を、電力会社に買い取ってもらうことができることです。

たとえば、太陽光発電で4.0kWを発電中の晴天のある日の午後、家族全員が在宅で5.0kW消費していたとしたら、電力会社からの「買電」は1.0kWで済みますし、4.0kWも節約できたことになります。
さらに、家族全員が外出していて1.5kW程度しか消費しなかったらどうでしょう?

〈4.0kW-1.5kW〉で「2.5kW」を電力会社に買い取ってもらえることになります。
この状態が3時間続けば、2.5kW×3時間=7.5kWの電力量を買い取ってもらえます。

諸条件により異なりますが、現在(2015年)は1kWあたり33円ほどで買い取ってもらえますから、3時間で247円ほどの収入になります。曇りや雨の日には発電効率は落ちますが、夏の時期は日照時間が長くなるので相殺できると考えて、この状態が1年365日続けば、90,155円です。家族4人、ちょっとした小旅行にでかけられる収入を得られるということです。

自宅の屋根に設置し、放っておくだけで(多少、語弊はあるかもしれませんが)、後は座っていても一日数百円の収入になるのですから、だれにとっても魅力を感じずにはいられないでしょう。

金融機関に預けて、一年後に通帳を開いても増えているかどうかもわからないくらい利子はわずかな時代です。余剰電力を売電することで太陽光発電システム設置にかかった費用を10年間で償却し、その後定期収入として考えることができる。
定年後の投資として太陽光発電システムを始めるシニアがいるのも納得です。

現在の“再生可能エネルギー固定価格買取制度”による33円/kW(余剰電力:10kW未満:出力制御機器なし)という売電価格は、電力会社から電気を買うときの平均電気料金(1kWh=約15円前後)のおよそ2倍です。
どこをどう考えても、お得感満載ですよね。極端な話、33円で売った電気を15円で買い戻していることになります。

これらの買取価格は年度ごとに見直されますが、契約時の買取価格は10年間継続され、ある程度の収入見込みを立てることができるので、家計を考える場合にも安心です

太陽光発電NAVIでお伝えしたいこと
これまでの発電方法と言えば、ほぼ原子力と火力がメインでしたが、これらの発電は様々な“危険”分子を持っており、オイルショックや原発事故、国際情勢悪化に伴う化石燃料の高騰など、折に触れその問題がニュースなどで取りざたされてきました。ただ多くの人々はその問題の火の粉が降りかかって初めて「ああ、大変なことが起こっているんだ」という実感を得ています。

文明の発展が進めば進むほどエネルギー消費量が上がっていることは明白な事実なのです。いずれはエネルギーが枯渇してしまう。

それを解決しようと政府を挙げて取り組んでいるのが、太陽光を初めとする再生可能エネルギーを利用した発電なのです。

そうした再生可能エネルギー、中でも現在一般家庭に最も普及している“太陽光発電”を取り上げ、その機器類の仕組み、制度の仕組み、利用の仕方、世の中に出回っている情報の正否などお伝えする中で、エネルギーに対する知識を深めていただき、そして私たち自身も私たちの住む地球も“得”する情報をお伝えしていきたいと考えています。

当サイトの意義

太陽光発電はまだ本格普及の途についたばかりで、十分な情報や検証結果が提供されているとは言えない状況です。ユーザーの側にも、自信を持って商品を選択できるだけの知識が養われていないのも実情です。

そこで当サイトでは、太陽光発電の基礎的な部分、例えば発電のしくみや必要な機材、またメリットや現状の問題点を客観的に整理しつつ、同時に太陽光発電システムの賢い選び方や設置する際の注意点など、実用的なニーズにも応えられるように配慮しました。

太陽光発電は、一度設置すると、基本的には継続して長期間使い続けることが一般的で、一生に一度の買い物とも言えます。

それだけに、自宅に導入することの意味や目的をしっかりと考え、かつ最適なシステムを導入して欲しいと考えています。

何十年か先に、日本国中の住宅や商業ビルに太陽光発電システムが設置され(設置されることが標準となり)、日々の生活や経済活動で消費されるすべてのエネルギーが自給自足で賄える日がくるかもしれない。

そんな期待を胸に、これからも太陽光発電についての情報やノウハウを発信し続けていきたいと願っています。