クリーンなエネルギーをつくる太陽光発電システムを売っている会社なら、きっと会社自身もクリーンに違いない。あなたがもし、そんな考えを持っているとしたら、それは大きな“カン違い”かもしれません。

先日、久々に昔の友人と居酒屋で飲む機会があったのですが、彼は私が最近、太陽光発電の仕事をしていることを知りません。昔と同じように電化製品を売っていると思っています。

楽しく飲んでいると、その友人とこんな会話になりました。

友人「最近、家電業界はどう?」

 「今は太陽光発電システムが忙しいんだ」

友人「太陽光発電って、あの訪問販売で売りに来るやつか?そんなもの売って、おまえ大丈夫か?」

太陽光発電業界は怪しい業界?

彼はどうも“太陽光発電は「怪しい業者」が売るものだ”と思っているようで、実際、彼の家には太陽光発電を売る「怪しい業者」が何度も訪問してきたそうです。
それも1社が何度もではなく3社も!

彼はそのたびに話も聞かずに追い返したといいます。そんなことを繰り返している間に、彼の頭の中には「太陽光発=怪しいもの」という公式ができあがっていったのです。
う〜ん、これは笑えない事実だ。

そんな「怪しい」イメージを持たれてしまっては、せっかくの「クリーン」な太陽光発電のイメージが台無しです。誤りならばすぐにでも訂正しなければなりません。はたして、事実はどうなのでしょうか。

太陽光発電はどこで買える?

「太陽光発電はどこで買えるのか」と聞かれたとき、「ああ、それならあそこに行ったらいいよ」というところを思い浮かべることができますか?“太陽光発電ならここ”という会社はなかなか思い浮かばないのではないでしょうか。

そこで街の情報誌タウンページをあたってみました。

分厚いタウンページをぺラペラめくってみると、意外にも「太陽光発電」の項目を見つけました。確か数年前にはこの項目はなかったから、最近追加されたのでしょう。

ちなみに太陽光発電はソーラー(温水器)と一緒に掲載されています。そこにはいくつかの業者の名前が広告とともに掲載されていたので拾ってみました。

「エコ○○○」「サン○○○」「○○ソーラー」といったカタカナ文字の会社がズラーっと並ぶ中に、ちらほらと「○○電機」「○○瓦店」「○○設備」「○○建材」といったいわゆる工務店系だと思われる文字が並んでいます。

社名から見て明らかに太陽光発電を専門にしていると思われる業者もありますし、本業が何か他にあって、本業の一部として太陽光発電の仕事もしていると思われる業者もあります。

これだけ種々多様な業者が太陽光発電を取り扱っていると、余計にどこに相談したらいいのかさっぱりわからなくなります。

「○○ソーラーさんは、太陽光発電の専門業者だからきっと全て任せられる。いや、取り付けについてはやはり○○設備さんの方が工事の専門だから安心だ。」と専門知識のない一般の消費者の方々は迷ってしまいます。

また、どの業者もHPや宣伝広告に掲載されている謳い文句が似たり寄ったりで、これといって決め手がありません。

そこで電力会社に相談してみました。

実際、電力会社は機器の販売は原則していません。また、あっせんや紹介もしてくれません。おそらく特定業者を紹介することはいろいろと問題になるからでしょう。

そこで太陽電池を作っている一流と言われるメーカーに問い合わせてみました。

さすが一流メーカーである。丁寧な口調で太陽光発電システムについて説明してくれました。

しかし電話だけではわかりにくい部分も多くあります。「一度家に来て、見てもらえませんか?」と聞くと「それはできない」と言われました。「近くの代理店を紹介するのでそちらに相談してくれ」とのこと。

実は太陽電池のメーカーが直接お客さんに販売するということはありません

メーカーは全国にたくさんの卸業者や代理店(特約店・FC店など呼び名はいろいろ)を配置し、そこから各家庭に商品を供給しています。メーカーが直接お客さんの家に訪問販売に来たり、設置工事をしたりすることは決してありません。

訪問販売の太陽光発電業者に注意

“メーカーは直接販売しない”という、この明白な事実も一般の人はほとんど知りません。

そのため、たまたまやってきた訪問販売の業者をメーカーの人とカン違いして契約をしてしまう人もいるのです(もちろんあたかもそう思わせるようなトークを業者がするからなのですが)。

実際のところ、メーカーはどんな販売会社がどのように販売しているのか、あるいはどのような施工をしているのか、その実態を正確に把握しているわけではありません。

特約店や一次代理店といった、メーカーが直接取引をしているところまではある程度把握しているのでしょうが、その先となると、どのように売られているのかを把握するのも難しいのです

メーカーによって掌握の程度に差があるとはいえ、どのメーカーも末端まで完全には管理するのは不可能というのが実態なのです。

太陽光販売事業は誰でもできる

太陽光発電メーカーの考え方としては売り方は販売店にお任せなので、業者一つ一つの対応を見極めなければいけません。

ちなみに太陽光発電業界はこのような仕組みのため、実際にやろうと思えば、誰でも太陽光発電システムを販売することはできてしまいます。

極端な話、昨日まで布団を売っていた業者が今日から太陽光発電システムを販売するということも可能なのです(もちろんちゃんとした知識があり、正しい設置ができれば布団屋さんが売ってもいいのですよ。念のため)。

恐ろしいことですが、そこに知識のない業者でも安直な工事をする業者でも入り込む余地が可能性として存在するのです。

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