いざ太陽光発電システムを導入しようとして悩みの種となるのが、どのメーカーのどの製品が最もよいのかということです。

もちろん導入を考える際には、設置にかけられる予算、家屋の立地、日照など色々な条件を考えなければならないのですが、ここでは“独自の研究結果に基づいて”まずはどの国の製品を買えば損をしないか検証してみたいと思います。

最初に念押ししておきますが、本当に個人的な意見(ある意味、独断と偏見に満ちています)にすぎませんので、世の中には別の見方・意見をお持ちの方もたくさんいらっしゃることを念頭に置きつつお読み頂ければ幸いです。

結論から言うと、太陽電池モジュールについては、偏見だと言われるかも知れませんが、私はやはり日本のメーカーを選ぶべきだと考えています。

と言うことを踏まえて2016年のランキングを紹介

売れ筋太陽光発電システムランキング

順位 メーカー
1位 パナソニック
2位 東芝
3位 ソーラーフロンティア

太陽光パネル発電効率ランキング

順位 メーカー 変換効率
1位 東芝 20.3%
2位 シャープ 19.7%
3位 パナソニック 19.0%

太陽光発電システム安さランキング

順位 メーカー kW単価
1位 カナディアンソーラー 33.7万円
2位 京セラ 34.0万円
3位 ソーラーフロンティア 34.5万円

発電量ランキング(1kW当たり年間予測発電量)

順位 メーカー 1kWあたり予測発電量
1位 東芝(250W) 1,147kWh
2位 パナソニック(244W) 1,130kWh
3位 シャープ(245W) 1,096kW

結局のところ、自宅に最適なメーカーは、その家の寸法や形状、予算などによって変わってきます。
ただ、普通の方にとって、「どのメーカーが自分に一番合っているのか」を判断するのはとても難しいところです。

その場合は、太陽光発電に詳しい業者に聞くことが一番の近道です。

太陽光発電システム業界の近況

現在、太陽光発電システムを販売する業界には、国内・国外にピンからキリまで非常に多くのメーカーがひしめき合っています。

なぜなら、太陽電池は50年以上前からある技術である程度の研究が進んでおり、大手資本であれば簡単に参入できる状況であることと、今後、市場規模も大きく成長する可能性が高い業界であるからです。

しかし、そのせいかどうかはわかりませんが、非常にシェア争いが激しく、各メーカーの業界内での順位は頻繁に変わっています。

例えば2005年には、太陽電池モジュールの世界市場において日本メーカーのシェアは50パーセントを超えていましたが、6年後の2011年にはわずか5パーセントに落ちています。今や、太陽光発電パネルの生産は、中国と台湾で60パーセントのシェアを握るようになりました。栄枯盛衰の激しい業界なのです。

そして、勢いのある中国勢に押されて、ドイツでは、大手太陽電池メーカーの破綻が相次いでいます。

2011年のソロン、ソーラーミレニアム、ソーラーハイブリッドに続いて、2012年には有名なQセルズが倒産の手続き申請を行いました。

しかし、かくいう中国メーカーも、決して安泰ではありません。2013年には「中国太陽電池最大手が破産 サンテックパワー、再建探る」などという見出しで、以下のような記事が複数のメディアで報道されました。

「新華社電によると、中国江蘇省無錫市の中級人民法院(地裁)は、20日、太陽電池中国最大手の尚徳太陽能電力(サンテックパワー)の破産手続きを開始することを決定した。

過剰供給に伴う市況の悪化や中国製太陽電池パネルに対する米国の反ダンピング(不当廉売)関税導入などを受け、同社の経営は急速に悪化していた。

同社は、施正栄前会長兼CEOが2001年に創業。06年には施氏が中国の富豪ランキング首位になるなど急成長した。しかし、市況の悪化に伴い、12年3月末の負債は35億7500万ドル(約3400億円)まで増加していた。」
(朝日新聞 3月21日より抜粋)

大企業でも倒産する時代

サンテックパワーという中国メーカーは、2010年には太陽電池の世界市場でトップとなる6.6パーセントのシェアを誇示した大企業です。そのような大手企業ですら経営破綻するのですから、太陽光発電システム業界の盛衰はまったく先行きが読めません。

同社の日本法人は、現在は経営再建中で、グループ全体での生産も販売済み製品の保証も継続していくと声明を出していますが、今後どのように事態が推移していくかは神のみぞ知るといったところでしょう。

また以下のような記事も某週刊誌に掲載されていました。

「ある実験データによると、実は中国製のソーラーパネルは経年劣化が激しく、10年後には出力が50%くらいに低下するのではないかと懸念されている。それに比べると、日本の太陽光発電技術は非常に優秀だ。京セラやシャープや矢崎総業などの日本製は、経年劣化が圧倒的に少ないことが実証されている。」
(週刊ポスト2012年10月12日号より抜粋)

また、余談ながらカナダに本社をおくカナディアンソーラーというメーカーなどは、経営者も従業員も中国人で、工場もすべて中国にあるため、実質的には中国メーカーであるといった話もあります。

一時は中国製の激安パネルなどといって話題になったサンテックパワーとカナディアンソーラーですが、自分の家に設置することを考えたら、ちょっとためらってしまうというのが、おおかたの日本人の反応でしょう。

日本の太陽光発電メーカーを選ぶ理由について

太陽光発電システムの“心臓部”と言われるのはやはり太陽電池モジュールです。

その“心臓部”を購入するに当たって、私はやはり日本製のものをお勧めします。

その理由は、ずばり性能と安心です。消費者が最終的に商品を購入する場合の決め手となるのは、“費用対効果”です。海外で生産された太陽電池モジュールの中には、日本で生産されている同様の材料を使用した製品と比較すると、かなりの低価格で販売されているものもあります。ただ、先にも書いた通り、太陽光発電システムは長期に渡って使用する者です。ちょっとした修理にもすぐに対応してもらえ、20年後にも安心して使っていられるということを考えた場合、日本製のものに勝るものはないでしょう。

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